今年も夏は異常に暑く、台風もたくさん接近・上陸しました。
その為、農産物の価格は旬の時期にも関わらず安くなりませんでした。このような天気がここ3~4年続き、毎年のように荒れ、この気象状況が当たり前になりつつあると感じています。
サラダ一品作るのにも、これだけ野菜が高いと結構な負担になりますね。
ただ、1年を通すと旬の時期には短い期間ですが、やはり野菜が安くなる時があります。その時には是非野菜の塩漬を作る事をお勧めします。
ちょっと面倒かな~?と思われる方もいらっしゃるかもしれません。でも、考えてみて下さい。「今日は胡瓜が安いから胡瓜の酢の物作ろうか」と胡瓜の酢の物を作りますよね。
胡瓜の酢の物も胡瓜をスライスして、塩もみするので、立派な刻み漬物なんですね。漬物作りははこの工程の延長だと考えれば良いと思います。
塩漬にさえしておけば、食べたい時期に塩抜きして色々なお漬物がたのしめます。
今でも、漬物の製造会社は旬の時期に野菜を塩漬にして保存します。
実は私もここ2~3年人参の塩漬を作っていません。人参が異常に高騰したからです。ただ、4年前位に安かったので多めに塩漬を漬けて、冷蔵保存しています。
そして、使う時だけ使う分の量を塩抜きして、漬物にしています。
塩漬して3年程経ちますが、塩度20%位で漬けていますので、状態はきれいです。実はこの方法こそが先人の先輩方が培ってきた漬物作りの方法です。
先人の方は、旬の時期にしか野菜が取れない為に、旬の野菜を漬物にして楽しんでいました。
写真は今年漬けた胡瓜の塩漬です。胡瓜・茄子などは比較的塩漬にしやすく刻み漬物や、1本漬などレパートリーが豊富な野菜です。
皆さんも先人の方の気持ちになって、浅漬でもよいので漬物を作ってみませんか?きっと、現代はいつでも手に入る当たり前の食材のありがたさが少しだけ感じ取れると思います。
以上、つぶやきでした!
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