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食品添加物に思うこと

漬物はよく雑誌・メディア等で高塩分・食品添加物の使用を取り上げられます。どちらかと言えば現代社会の食生活においては悪いイメージで取られていたと思います。

 

漬物は本来、野菜を火を使わずに保存させ、食べられるようにしたものです。そのために、塩は欠かすことのできない材料です。

 

今年の夏はとても暑く、梅干しがよく売れました。

梅干しの塩分も結構なものです。それでも熱中症予防といううことで売れるんですね。不思議なものです。

 

また、食品添加物を使用するからこそ、カビ・雑菌等がない・安全な食品が提供できるのも事実です。

 

私も20年以上漬物の製造販売に携わり、お客様の中には漬物=食品添加物とおっしゃる方もいらっしゃいました。

食品添加物=人工で作った物と思われる方も多いでしょう。

確かによく人工甘味料・人工保存料・人工着色料などの表示はよく見かけます。確かに人工の添加物もあります。しかし、自然界に存在する食品で作った添加物も食品添加物に分類されます。

例えばよく耳にする「ステビア」は天然に存在するキク科ステビアの葉から抽出して製造されます。ウコン色素も天然の物から作られる食品添加物です。天然だから安全とお考えになる方もいらっしゃると思いますが、天然の物から作られていた着色料「アカネ色素」は発がん性があることから使用禁止になりました。(平成16年)

 

また、特に生野菜を殺菌するのに使用する食品添加物「次亜塩素酸ナトリウム」は一般生菌の殺菌だけではなく大腸菌群の殺菌に非常に有効です。

漬物は基本的に火・熱処理を行いません漬物業界では浅漬を作る際は「次亜塩素酸ナトリウム」での下処理が欠かせません。また保健所等の行政機関も使用を奨励しています。この次亜塩素酸ナトリウムは最終的には水などで洗い流される為に残存せず、また表示もしなくてよいことになっています。このコーナーで述べた食品添加物のお話はごく一部です。

 

食品添加物は基本的に安全性を十分に調べて厚生労働省が許可したものです。あまり過敏にならなくてもよいのではないでしょうか。食品添加物を使用していない食品を探す方が大変かもしれませんね。

 

以上、独り言でした!