― 白菜を刻んでから漬けるキムチです ―
冬の白菜はみずみずしく、甘味があってとても美味しいですね。
白菜といえばキムチです!
本格的なキムチは白菜を姿のまま塩漬して、キムチ液を葉と葉の間に塗り込んで味付けし、結構な手間ひまがかかります。
ここでは、白菜キムチを刻んで塩漬して、簡単に本格白菜キムチを2日間で簡単に作ります。
左図は簡単本格白菜キムチの製造工程です。
キムチ液に漬込めば、2~3時間からでも美味しいキムチが食べれます!
― 刻んで塩漬にします ―
白菜 ------------------- 2分の1株(約1Kg)
塩水 ------------------- 3L
(水2Lに塩120g溶かす)
きれいなビニール袋
白菜の芯を取り除きます 。(写真②)
白菜を食べやすい食べやす大きさにカットします 。(写真③)
カットした白菜を流水でよく洗います。
葉には虫・汚れ等が、根元付近には土汚れなどが付いている場合がありますので、念入りに洗います。(写真④)
洗った後は、水気をよく切っておきます。
ビニール袋に白菜・塩水を入れて、口を閉じます。(写真⑤)
冷蔵庫で1日漬込みます。
白菜の塩漬が漬かる間に、キムチ液を作っておきましょう。
翌日にキムチを漬ける作業の手間が軽減されます。
キムチ液を作ります
― 白菜の塩漬のあいだに作っておきます ―
※今回はこの材料の3分の1の量を使います。
粉唐辛子 ------------------- 50g
粗びき唐辛子 ------------------- 50g
塩 ------------------- 10g
砂糖 ------------------- 50g
にんにく ------------------- 60g
生姜 ------------------- 60g
アミの塩辛 ------------------- 100g
りんご ------------------- 1個
にら ------------------- 1束
小ネギ ------------------- 1束
だし汁 ------------------- 1cup(約180㎖)
※今回はこの材料の3分の1の量を使います。白菜の量によって調整してください。
※余ったキムチ液は、オイキムチ・カクテキにも使えます。
今回のだし汁は水180㎖に粉末だし1袋(10g)を溶かしました。
小ネギとにらは3㎝程度の長さに切っておきます。(写真⑦)
りんご(皮つきのまま)、生姜(皮をむく)は小口に切っておきます。にんにくは薄皮をむいておきます。(写真⑧)
りんご・生姜・にんにく・アミの塩辛をジュースミキサーにかけて液状にします。(写真⑧)
下ごらえしたりんご・生姜・にんにく・アミの塩辛とカットした小ネギ・にらとその他の材料をすべて揃えます。(写真⑩)
すべての材料をボール等の清潔な容器で混ぜ合わせます。
混ぜるときは必ずビニール手袋等をはめて、清潔な状態で作業しましょう。(写真⑪)
キムチ液の完成です。(写真⑫)
きれいな保存容器にキムチ液を入れておきましょう。
塩漬した白菜と共に冷蔵庫で保管します。
これで、本格白菜キムチを作る準備ができました!
白菜の塩漬に味付けしましょう!
ー本格白菜キムチの完成ですー
⑥で塩漬した白菜をザルなどに上げて、軽く水洗いします。(写真⑬)
このとき、白菜を食べてみて塩気が強いときは、水に5~10分程度浸して、ちょうどいい塩加減になるまで塩抜きします。
塩漬白菜をきつくしぼって、水気を切ります。(写真⑭)
ちなみに、今回のしぼる前の塩漬白菜は900g、しぼった後は500gでした。
ここで、できるだけ強くしぼって水気を切ると、完成後の白菜キムチが水っぽくなりません。
清潔なボウル等に、しぼった塩漬白菜とキムチ液を入れ合わせます。(写真⑮)
今回はしぼった塩漬白菜500gに対して、⑫で作ったキムチ液を300g使いました。
塩漬白菜とキムチ液をよく混ぜ合わせます。(写真⑯)
このときも、ビニール手袋等の清潔な状態で混ぜましょう。
混ぜたキムチをビニール袋等入れて、空気を抜いて口を閉じ冷蔵庫で保管します。(写真⑰)
1日たてば本格白菜キムチの完成です!
冷蔵庫で2週間程度保存できますが、徐々に酸味が増してきますので、お好みのタイミングで頂くと良いと思います。
早漬かりがお好きな方は2~3時間後には頂けます。
熟成させたキムチがお好みの方は、冷蔵庫で1週間程度置いておきましょう。
きれいに盛り付けて、美味しくいただきましょう!
そのままでも美味しくいただけます。
ラーメンに入れたり、豚キムチにと他にも色々楽しめます!