―淡いピンクの酢かぶです ―
秋から冬にかけて出回る赤かぶを酢漬けにします。
赤かぶの皮の色が中にまで浸透して、きれいなかぶ漬に漬け上がります。
長崎地方の赤かぶはあまり赤色がでませんが、それでもきれいな淡いピンクの酢かぶに漬かります。
今回は塩漬の工程がない直漬けという方法で漬けてみます。お正月の一品にいかがですか?
― きれいな赤かぶを用意しましょう―
きれいで、新鮮な赤かぶを用意します。
今回は青果市場で出荷されていた、新鮮な赤かぶが入手できました。
根元をきれいにカットします。切り口に土が残らないようにきれいにカットします。
カットした赤かぶを流水できれいに洗浄します。
今回はかぶの皮は剥きません。土汚れ等があるので、入念に洗いましょう!
よく水気を切っておきます。
これで、赤かぶの下準備ができました!
―甘酢漬け(直漬け)の材料です ―
赤かぶ ------------------- 今回は6Kgでした
砂糖 ------------------- 800g
(原料に対して約13%)
酢 ------------------- 600ml
(原料に対して10%)
塩 ------------------- 210g
(原料に対して3.5%)
タル ------------------- 今回は15号
重石 ------------------- 今回は8.5号を2個
ビニール袋、蓋
※味付け等はお好みで調整して下さい。
※重石は原料の2倍以上を使用します。
※かぶ以外の材料をよく混ぜておきます。
― まずは5日間 ―
タルにビニール袋を敷き、赤カブを隙間ができないようにぎゅうぎゅう詰めに入れます。
良く漬かるように大きいかぶを底の方におきます。小さいかぶは上の方におきます。
調味液を全体にまんべんなくかかるように注ぎます。
蓋して、重石を乗せます。ゴミが入らないようにビニール袋等を被せておきましょう。
なるべく、気温が低い場所で漬けましょう。
漬込み後2日後の赤かぶです。漬け込みの液が上がってきているのが分かります。
タルの中のかぶの上下を返すように混ぜます。
今まで底にあったかぶが上に、上にあったかぶが底になるようにします。
また蓋・重石を乗せて漬け込みます。ゴミが入らないようにビニール袋等を被せておきましょう。
さらに3日後、漬け込んだ液が結構上の方まで上がってきます。
このくらい漬け込み液が上がってきたら、重石をとります。
重石をとります。最初に漬けてから5日後、きれいに漬かり上がりました。
かぶと漬け込み液を取り上げます。
まだ、かぶに調味液の味と赤かぶの赤色が十分に浸透していません。
かぶをビニール袋等に小分けにして調味液も入れます。
しっかりと口を閉じて、冷蔵庫で1週間程度おきます。
冷蔵庫で1週間おいたかぶです。淡いピンク色にきれいに漬け上がりました。
これで赤かぶの甘酢漬けの完成です!
スライスして美味しく頂きましょう!
かぶを4つ割りにして漬けると、早く漬け上がります。
早く食べたい方にお勧めです。