―らっきょうの漬物の定番です ―
6月頃に出回るらっきょうを塩漬ではなく、いきなり甘酢漬にします。
塩漬・塩抜きの手間が省けて簡単に漬け上がります。
左図はらっきょうの甘酢漬(直漬け)の製造工程です。
―泥付きらっきょうを使います ―
泥付きらっきょう ---------------- 1Kg
砂糖 ------------------- 200g
酢 ------------------- 500ml
塩 ------------------- 30g
唐辛子 ------------------- 適量(今回は3本)
保存用の容器
― らっきょうの下処理 ―
らっきょうの皮をむきます。
皮むきらっきょうも売ってありますが、すぐ傷みやすいので、なるべく新鮮な土付き(泥付き)らっきょうを選びます。
土付き(泥付き)らっきょうをよく水洗いします。
水洗い後、ザルにあげておきます。
らっきょうの両端を切ります。
先端は5ミリ程度、根元は根がギリギリのところで切り落とます。
らっきょうの薄皮をきれいに剥き取ります。
らっきょうにまだ土や汚れが少し残っている場合がありますので、すべて皮をむき終わったら、かるく水洗いしてペーパータオル等で水気をふき取ります。
らっきょうの下処理が出来ました。
ちなみに今回は土付き(泥付き)らっきょうの皮むき後の重量は900gでした。
甘酢調味液を作ります
― 甘酢らっきょうの決め手です ―
甘酢調味液の材料を軽くひと煮立ちさせます。
あまり煮立てると、酢の風味が飛んでしまうので注意します。
ひと煮立ちしたら、調味液を冷ましておきます。
― 最後の仕上げです ―
きれいに消毒した保存容器にらっきょう・唐辛子を入れます。
甘酢調味液を容器に注ぎます。
調味液がらっきょうの上面に漬かるまで、清潔なコップなどを重石代わりにして、2~3日置きます。
その際ビニール袋等をかぶせて、容器に汚れが入らないようにします。
調味液が大体でよいので上がったら、フタをして約1ヵ月で甘酢らっきょうの完成です。
たまにガスが出るので2~3日置きにフタを開けてガス抜きをして下さい。
常に調味液がかぶっている状態にします。
3ヵ月目くらいからはよく漬かって美味しくいただけます。
冷蔵庫での保管をおすすめします。一年中、美味しくいただけます。