―アレンジしたらっきょう漬です ―
らっきょう漬は泥付きらっきょうから作ると、泥洗いや皮むきなどのらっきょうの下処理にとにかく追われます。
直漬けでいろんな種類のらっきょうを作りたくても、調味液を作る暇はありません。
そこでまずはらっきょうを塩漬にして保存を効かせます。保存用に作ったらっきょうの塩漬を塩抜きして、いろいろな種類のらっきょう漬を作ります。
このページでは定番の甘酢漬をアレンジして、しば漬の調味液を使ったらっきょう漬を作ります。
左図はらっきょうのしば漬の製造工程です。
―しば漬の調味液です ―
しょう油 ------------------- 35ml
赤しその塩漬 ------------------- 100g
味の素 ------------------- 10g
みりん ------------------- 40ml
砂糖 ------------------- 30g
酢 ------------------- 100ml
料理酒 ------------------- 10ml
塩 ------------------- 5g
水 ------------------- 350ml
保存用の容器
※赤しそ塩漬は赤紫蘇の塩漬のページの塩漬を使いますが、赤紫蘇の塩漬がない場合は市販の赤紫蘇の塩漬を使用されて結構です。
※味付け等はお好みで調整して下さい。
※味の素はお好みで入れなくても構いません。
※材料は混ぜておきましょう。
― 塩漬の塩抜き―
らっきょうの塩漬の茎部が長すぎると塩分がなかなか抜けません。
そこで、食べやすく、きれいな長さになるように茎部を切ります。
※茎部が短い場合は切らなくて結構です。
写真のように茎部を切り分けます。
これで、塩抜き時に塩分が抜けやすくなります。
塩漬らっきょうの茎部を切って長さを調整したら、たっぷりの水で塩抜きします。
らっきょうの漬かった状態や気温にもよりますが、1~2日程度塩抜きします。
たまに軽く混ぜたり、水を入れ替えて下さい。
塩気が少し残っている程度まで塩抜きします。
らっきょうの塩気が抜けたら、軽く洗って水気を切ります。
これで、らっきょうの塩漬の塩抜きが出来ました!
らっきょうの茎部を切ったので、らっきょうの重量は減っています。
― 最後の仕上げです ―
塩抜きしたらっきょうと調味液・保存容器を用意します。
保存容器はアルコール等できれいに消毒しておきます。
今回は塩抜きらっきょうの重量は400gでした。
容器にらっきょうを入れて、調味液をたっぷり注ぎます。
冷蔵庫で1ヵ月程度保存すればらっきょうのしば漬の完成です!
調味液が余った場合は胡瓜や大根の浅漬などに使えますよ。
1か月程度漬ければ味がなじんで食べられます。
3ヵ月目くらいからはよく漬かって美味しくいただけます。
冷蔵庫での保管をおすすめします。一年中、美味しくいただけます。