―アレンジしたらっきょう漬です ―
らっきょう漬は泥付きらっきょうから作ると、泥洗いや皮むきなどのらっきょうの下処理にとにかく追われます。
直漬けでいろんな種類のらっきょうを作りたくても、調味液を作る暇はありません。
そこでまずはらっきょうを塩漬にして保存を効かせます。保存用に作ったらっきょうの塩漬を塩抜きして、いろいろな種類のらっきょう漬を作ります。
このページでは定番の甘酢漬をアレンジして、しそ梅酢の調味液を使ったらっきょう漬を作ります。
左図はらっきょうのしそ梅酢漬の製造工程です。
―しそ梅酢漬の調味液です ―
砂糖 ------------------- 300g
しそ梅酢 ------------------- 200ml
酢 ------------------- 300ml
保存用の容器
※味付け等はお好みで調整して下さい。
※調味液の材料は軽くひと煮立ちさせます。
※あまり煮立てると、酢の風味が飛んでしまうので注意します。
※ひと煮立ちしたら、調味液を冷ましておきます。
― 塩漬の塩抜き―
らっきょうの塩漬の茎部が長すぎると塩分がなかなか抜けません。
そこで、食べやすく、きれいな長さになるように茎部を切ります。
※茎部が短い場合は切らなくて結構です。
写真のように茎部を切り分けます。
これで、塩抜き時に塩分が抜けやすくなります。
塩漬らっきょうの茎部を切って長さを調整したら、たっぷりの水で塩抜きします。
らっきょうの漬かった状態や気温にもよりますが、1~2日程度塩抜きします。
たまに軽く混ぜたり、水を入れ替えて下さい。
塩気が少し残っている程度まで塩抜きします。
らっきょうの塩気が抜けたら、軽く洗って水気を切ります。
これで、らっきょうの塩漬の塩抜きが出来ました!
らっきょうの茎部を切ったので、らっきょうの重量は減っています。
― 最後の仕上げです ―
塩抜きしたらっきょうと調味液・保存容器を用意します。
保存容器はアルコール等できれいに消毒しておきます。
今回は塩抜きらっきょうの重量は400gでした。
容器にらっきょうを入れて、調味液をたっぷり注ぎます。
冷暗所で1ヵ月程度保存すればらっきょうのしそ梅酢漬の完成です!
調味液が余った場合は胡瓜の酢の物などに使えますよ。
1か月程度漬ければ味がなじんで食べられます。
3ヵ月目くらいからはよく漬かって美味しくいただけます。
冷蔵庫での保管をおすすめします。一年中、美味しくいただけます。