―低塩のしそ梅です ―
塩漬メニューで作った、梅の塩漬と赤紫蘇の塩漬を使って、さっぱりしたしそ梅を作ります。
ここでは、昔ながらのしそ梅よりも低塩のさっぱりしたしそ梅をご紹介いたします。
赤紫蘇の風味と白梅酢の酸味、そしてみずあめの爽やかな甘さが特徴のしそ梅です。
左図はさっぱりしそ梅の作り方の工程です。
梅の塩漬を使わずに、生の梅を塩漬なしに、いきなり赤紫蘇甘酢液につける赤紫蘇甘酢漬(直漬け)はこちらでご紹介しています。
味の素 ------------------- 10g
白梅酢 ------------------- 150ml
水あめ ------------------- 340g
砂糖 ------------------- 150g
料理酒 ------------------- 50ml
水 ------------------- 300ml
赤紫蘇の塩漬 -------------------- 200g
保存用の容器
白梅酢は梅の塩漬のコーナーで作った物を使用します。
赤紫蘇の塩漬は赤紫蘇の塩漬のコーナーでつくった塩漬を使用しますが、手元にない場合は市販の赤紫蘇の塩漬で結構です。
赤紫蘇以外の材料をよく混ぜておきましょう。(調味液★)
※味の素はお好みで、入れなくても構いません。
白梅酢がない・足りない場合は市販の酢を使って結構です。
その際には、市販の酢500ml使用の場合は食塩を50g混ぜて使用してください。
― 白梅の塩抜き ―
梅の塩漬のコーナー作った白梅は、塩度が高いためになかなか味がしみこみません。
そこで、たっぷりの水で塩抜きを行います。この工程を脱塩と呼びます。
白梅と白梅酢を分けます。
白梅酢は別の容器等で保存すれば、様々な料理の味付け等に使用できます。(写真②)
たっぷりの水で半日程度塩抜きします。
1~2時間おきに水を替えれば速く塩抜きができます。(写真③)
塩抜き中に白梅の味見をして、あまり塩気ないかな?位でちょうどいい塩加減です。
なかなか塩分が抜けないと感じた時は、白梅に爪楊枝等で何か所か目立たない程度に穴を開けると塩抜きが速くなります。
塩抜きが終わったら、ザル等に上げて水気を切ります。
― 最後の仕上げです ―
容器に塩抜きした白梅を入れ、最初に作った調味液(★)を注ぎます。(写真④)
容器の大きさで調味液の量は調整して下さい。
塩抜きした白梅を均等に敷き詰めます。(写真⑤)
塩抜きした白梅は少し水っぽいので、たっぷりの調味液に漬けて下さい。
今回の場合は塩抜きした白梅が500g、調味液が約600mlでした。
塩度が低いので、赤紫蘇の色がつくまで冷蔵庫で2~3ヵ月程度保存します。(写真⑥)
時々上下かき混ぜてください。
これでさっぱりしそ梅の完成です!
お皿にきれいに盛っていただきましょう!
家事の負担にならなければ、梅雨明けの晴れた日に3日程度干しましょう。
昼間は天日で干して、夜は屋内で影干します。
梅の味が良くなります。
干さなくても美味しくいただけます。