―かつお節たっぷりの低塩梅です ―
塩漬コーナーで作った梅の塩漬と赤紫蘇の塩漬を使って、自家製かつお梅を作ります。
昔ながらのしそ梅よりも低塩のさっぱりしたかつお梅をご紹介いたします。
たっぷりのかつお節と細かく刻んだ赤紫蘇の風味が効いた梅です。
かつお梅を作る際には、調味したかつお節と、かつお梅用の調味液を作る2工程が必要となります。
左図はかつお梅の作り方の工程です。
梅の塩漬を使わずに、生の梅を塩漬なしに、いきなり甘酢に紫蘇かつお甘酢につける紫蘇かつお甘酢漬(直漬け)はこちらでご紹介しています。
かつお節 ------------------- 50g
白梅酢 ------------------- 150ml
味の素 ------------------- 5g
赤紫蘇の塩漬 ------------------- 250g
料理酒 -------------------- 50ml
白だし -------------------- 25ml
砂糖 -------------------- 100g
水 -------------------- 75ml
保存用の容器
白梅酢は梅の塩漬のコーナーで作った物を使用します。
赤紫蘇の塩漬は赤紫蘇の塩漬のコーナーでつくった塩漬を使用しますが、手元にない場合は市販の赤紫蘇の塩漬で結構です。
赤紫蘇の塩漬は細かく刻みます。材料をよく混ぜておきましょう。(調味かつお節★)(写真②)
※味の素はお好みで、入れなくても構いません。
※白梅酢がない・足りない場合は市販の酢を使って結構です。その際には、市販の酢500ml使用の場合は食塩を50g混ぜて使用してください。
味の素 ------------------- 10g
しそ梅酢 ------------------- 200ml
白だし ------------------- 20ml
水あめ ------------------- 340g
砂糖 ------------------- 200g
料理酒 ------------------- 50ml
水 ------------------- 200ml
保存用の容器
しそ梅酢は昔ながらのしそ梅のコーナーで作った物を使用してもよいですし、市販のしそ梅酢を使用してもかまいません。
※味の素はお好みで、入れなくても構いません。
※材料をよく混ぜておきましょう。(調味液◎)
― 白梅の塩抜き ―
梅の塩漬のコーナー作った白梅は、塩度が高いためになかなか味がしみこみません。
そこで、たっぷりの水で塩抜きを行います。この工程を脱塩と呼びます。
白梅と白梅酢を分けます。
白梅酢は別の容器等で保存すれば、様々な料理の味付け等に使用できます。(写真④)
たっぷりの水で1日程度塩抜きします。
1~2時間おきに水を替えれば速く塩抜きができます。
(写真⑤)
塩抜き中に白梅の味見をして、あまり塩気ないかな?位でちょうどいい塩加減です。
なかなか塩分が抜けないと感じた時は、白梅に爪楊枝等で何か所か目立たない程度に穴を開けると塩抜きが速くなります。
塩抜きが終わったら、ザル等に上げて水気を切ります。
― 最後の仕上げです ―
塩抜きした白梅と、調味かつお節(★)・調味液(◎)・梅用の容器を用意します
今回は塩抜きした白梅が900g、調味かつお節が300g、調味液が約800mlでした。(写真⑥)
塩抜きした白梅を容器に入れ、調味液(◎)を注ぎます。
(写真⑦)
容器の大きさで調味液の量は調整して下さい。
調味かつお節(★)を均等に敷き詰めます。(写真⑧)
塩抜きした白梅は少し水っぽいので、たっぷりの調味かつお節・調味液に漬けて下さい。
塩度が低いので冷蔵庫で2~3ヵ月程度保存します。
時々上下かき混ぜてください。
これで風味豊かなかつお梅の完成です!(写真⑨)
お皿にきれいに盛っていただきましょう!