―にんにくを酒かすで直漬けします ―
このページではにんにくを塩漬・塩抜きの工程なしで、調味かすでいきなり直漬けにします。
にんにくは年中出回っているので、旬に追われず、少量ずつ慌てずに作れます。
左図はにんにくかす漬の製造工程です。
―かす漬の調味かすです ―
酒粕 ------------------- 2Kg
砂糖 ------------------- 400g
水あめ ------------------- 340g
みりん風調味料 ------------------- 100ml
料理酒 ------------------- 100ml
塩 ------------------- 60g
白だし ------------------- 75ml
味の素 ------------------- 50g
保存用の容器
※味付け等はお好みで調整して下さい。
※材料はよく混ぜてください。
※味の素はお好みで入れなくても構いません。
― にんにくの皮むき―
きれいなにんにくを用意します。
にんにくの芽がでておらず、皮がきれいなにんにくを選びましょう。
にんにくの薄皮をむき、根元を軽く切り落とします。
悪くなっている箇所があればそぎ落とします。
薄皮を剥き・カットして下処理したにんにくを水洗いして、水気を切っておきます。
これで、にんにくの下準備の完成です!
― 最後の仕上げです ―
下処理したにんにくと調味かす・保存容器を用意します。
保存容器はアルコール等できれいに消毒しておきます。
今回はにんにくの重量は230g、使用する調味かすは300gでした。
まず、容器の底に調味かすを薄くぬります。
かすの上に、にんにくを隙間なく敷き詰めます。
らっきょうの上に調味かすをかけます。(写真⑦)
さらにこのかすの上ににんにくを敷き詰め、また調味かすをかけます。
写真⑥、⑦の作業を容器がいっぱいになるまで繰り返します。
容器の最上部までにんにくを敷き詰めます。(写真⑧)
最後に調味かすをにんにくが表面にでないようにたっぷりとかけます。(写真⑨)
フタをして冷蔵庫で保管します。(写真⑩)
最初の1~2か月はガスが出ますので2~3日おきにフタを開けてガスを抜きます。
ガスが出なくなったら、にんにくのかす漬の完成です!
余った調味かすは、胡瓜や大根の浅漬けにも使えます。また、冷凍保存も可能です。
2か月程度漬ければ味がなじんで食べられます。
3ヵ月目くらいからはよく漬かって美味しくいただけます。
冷蔵庫での保管をおすすめします。一年中、美味しくいただけます。