― 浅漬の基本の漬け方です ―
ここでは、浅漬の漬け方をご紹介します。
漬物カフェでは基本的に姿漬で漬けます。左図は浅漬の漬け方の流れです。この漬け方は浅漬だけでなく、本格的な漬物の漬け方にも共通しているので、ご参考にしてください。
漬物カフェでは、白菜・胡瓜・大根・茄子の浅漬の漬け方を全て左図の漬け方でご紹介します。
以下、漬物カフェで使う必要な器具と基本の調味液のレシピをご紹介します。
簡単ですので、まずは浅漬の漬け方から頑張りましょう。
刻み漬は名前のとおり、食べやすい大きさに切った野菜を調味料と一緒にビニール袋等に入れ、手で揉み漬ける方法です。
簡単に出来ますが、野菜を一度下漬け(塩漬)していない為、水分がよく抜けていません。その為味が水っぽくなり、調味料も多く使いがちになります。
また、野菜を手で揉むためにどうしても出来上がりの見た目が姿漬よりも劣ります。
ただし、野菜が余ったり、時間がないときは便利な漬け方ですね。
姿漬は、まず野菜を姿のまま塩・重石等で漬けて余分な水分を出します。(この工程を下漬けといいます。)
下漬けした野菜(この野菜を塩漬といいます。)を今度は調味液に漬け込んで味を付けます。
この工程を本漬けといいます。
本漬けで漬けた野菜はまだ姿のままですので、ご自分のお好みの大きさに切って、きれいにお皿に盛り付けて完成です。
姿漬の良い点は、一度下漬けしてから、味付けをしますのでお好みの味付けや塩度に調整できることですね。
また、重石等で余分な水分を取り除きますので、味にムラが出ずにぼやけにくくなります。
ちょっとした時間がある時は、姿漬をお勧めします。
漬物カフェでは漬物は立派な料理の一品と考えています。
なるべく美しく見せるよう「姿漬」をメインとして、漬け方をご紹介いたします。ご自分で漬けた漬物をきれいにお皿に盛り付けて、にぎやかな食卓にして、家族に喜んで頂けるように楽しみながら漬けましょう!
もちろん、刻み漬でお作りになっても結構です。その際は姿漬と同様に一度下漬けをしてから本漬けをすれば、姿漬と同様に美味しく漬かります。